診断する
が0の方
睡眠時無呼吸の可能性は低いと考えられます。
が1~3の方
いびきや無呼吸を指摘されませんか?夜中に口は開いていませんか?気になることがあれば受診・睡眠検査をお勧めいたします。
が4~6の方
鼻づまりや睡眠時無呼吸など睡眠中の呼吸に問題があり睡眠の質の低下が疑われます。一度受診・睡眠検査をお勧めいたします。
が7~10の方
重症の睡眠時無呼吸が疑われます。できるだけ早期に受診・睡眠検査をおすすめします。
眠れていますか?能力が発揮できていますか?
仕事、勉強において脳の能力を引き上げるためには「脳を整理する」時間、つまり睡眠を充分とることが不可欠です。
充分な睡眠とは、量と質が必要です。
睡眠の量について、平均は7時間と言われますがアインシュタインのように睡眠が10時間必要な人も居れば、ナポレオンのように3時間の睡眠で事足りる人も居てみんなバラバラですので、自分に合った睡眠時間を探していきましょう。
ですが、睡眠の質が悪いと何時間寝てもすっきりしません。息が止まっていたり(睡眠時無呼吸)、いびきをかいていたり、脚がむずむずしたりすると睡眠の質が悪くなっている場合があります。
また夜間に鼻づまりがあると、脳を整理する間に脳がオーバーヒートしてしまうのでコンピューターを冷やす必要があります。とくにREM睡眠のときには左右の脳を交互に冷やすため両方の鼻呼吸がスムーズである必要があります。
日中強い眠気に襲われる、疲労感が取れないなどの症状がありましたら、それは睡眠が充分とれていない信号です。いびきや睡眠時無呼吸、また夜に鼻呼吸ができているか、自分自身では気づかないため、ベッドパートナーに確認して注意を向けていきましょう。
質が悪くなる原因として、鼻閉やアレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息など)、脚の不随運動(むずむず脚・レストレスレッグ症候群、周期性四肢運動障害)なども関連する事があります。
鼻呼吸ができていないと睡眠の質が悪くなります。
しかも、いびきも無呼吸も改善しにくくなり、CPAPやマウスピースを使用する際も鼻呼吸は重要です。
軟口蓋、口蓋垂、口蓋扁桃など、気道を狭くしている部位を切除・形成します。
気道が広くなることでいびき・睡眠時無呼吸が軽減する可能性があります。
気道を確保し呼吸しやすくする鼻やのどの手術は、日常生活でのつらい症状を取り除くばかりでなく、いびき・睡眠時無呼吸の治療にも効果的とされています。
この度(2016年〜)大岡医院(稲荷診療所)で睡眠時無呼吸症の診療・治療をお手伝いすることになりました有坂です。私の専門分野は口腔外科と睡眠歯科になります。
アジア人に多い睡眠時無呼吸症は、やせ型で顎(アゴ)が小さいことが特徴となります。
そのような症例ではマウスピースが有効となります。是非当院へご相談ください。
また根本的に小さい顎を大きくする顎矯正手術に関しても、ご相談いただければ情報を提供いたします。